いつもひとりぼっちで森の中、何をしていてもおもしろくないと感じていたサルくんは、あるとき散歩の途中でうっかり落ちた穴の中を進んだところ、バナナ遊園地にたどり着いたのだが、他の動物たちが群れて楽しそうにしているのをよそに、いつも一人きりでいるウサギさんのことが気になった。
そして、ウサギさんが危険に巻き込まれたのを見て助けに駆けつけると、サルくんたちは力を合わせて困難から脱け出すのだった。
気がつくと、バナナ遊園地はもうどこにも見当たらなかったが、サルくんとウサギさん、ふたりの友情は確かなものになっていた。
今日で、1月ももう半分が過ぎました。
お正月も少し前のことのようですが、申年の今年は、意識しておサルさんの話をいくつか紹介していこうと思います。
ネコやイヌ、ネズミなどに次いで、お話のモチーフになることの多いおサルさんがどのように描かれることが多いのか、すこしでも考えながらの読み聞かせになればいいですね。
谷口智則・作
薦めたい学年:読み聞かせ Level 0
読み聞かせにかかった時間:7分半
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