“千里をはしる”棒に助けられたどり着いたある村で、“鳥の言葉の分かる”棒によってカラスのうわさ話を耳にした彼は、残る“死んだ者を生き返らせる”棒の力によって、病に倒れたばかりの長者の美しい一人娘を蘇らせ、その家の婿として幸せに暮らすことになったのだが、それこそが実は、九助がみた初夢の内容だったのである。
お正月2日の夜にみる初夢を誰にも話さずいられれば、九助のように、夢が本当のところとなるのだという、むかしむかしのお話。
谷 真介・文
赤坂三好・絵
薦めたい学年:読み聞かせ Level 2(お正月)
読み聞かせにかかった時間:10分
あけましておめでとうございます
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます
2016年最初の投稿は、シリーズ「行事むかしむかし」から、一月のお話の紹介でした。
元日の夜という説もあるようですが、絵本にあった解説に基づいて書きました。
皆さんが今夜も素晴らしい夢に包まれ、あたたかく寝られますように…
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