雪の降る中、山で道に迷い歩き疲れた少年が、ふと見つけた一本の木の家では、動物たちが、まるで生きているように燃える暖炉の火を囲んで、あたたまっていた。
何も話さず、火のうごきを眺め落ち着いてきた彼は、疲れても無理せず休めるその場所が好きだと素直に思ったが、その“好き”になる気持ちが、どこでも、どんな時でも自分を支えてくれるのだと、うさぎから教わるのだった。
目が覚めると、少年は日の光が注ぐ雪原に、元気いっぱいとびだしていった。
小さい子向けの読み聞かせ用絵本です。 1年生くらいまでの子に。
だれかにくっつきたくなる寒い冬におすすめ。 しかし、しっかりした内容が隠れています。
鈴木まもる・作
薦めたい学年:読み聞かせ Level 1
読み聞かせにかかった時間:4分半
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