ライオンを持ち上げようとするときに感じられる重力や、板に乗るパンダを運ぼうとするときの摩擦力。
普段あるはずのないシチュエーションの中で、先の問題を解決していく知恵として[てこ][車輪][滑車]を紹介する、実地の物理学。
すでに生活の中に埋没し「あたりまえ」になってしまっている“便利さ”の基盤を教えてくれているような作品である。
筆者あとがき「もっとよくしるために」まで読み聞かせてあげてください。
作中に出てきた知識を覚えるだけよりも、あれもこれも、多くの場所で今回の知恵が応用されていることに気付くよう、身の回りを眺めることが促されています。
そのため、内容は多少難しいですが、2年生~3年生向きと設定いたします。
ロバート=E=ウェルズ・作
せなあいこ・訳
(原題:How Do You Lift A Lion ?)
薦めたい学年:読み聞かせ Level 2
読み聞かせにかかった時間:6分半
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