読書も学びも積み上げていくもの



 読書も学びも、積み上げていくものです。
 各書籍の紹介ページに、「薦めたい学年」を記載しましたが、読書は何も焦る必要がないので、下から順に積み上げるように薦めてあげて下さい。 一生かけて良いものをゆっくり読んでいけばいいのです。
 「うちの子は読めるから」は多くの場合、過信です。 教室でこどもたちと接していても、入室当初から問題なく読書できる子は少ないもの。その上、きちんと矯正してあげなければ、いつまでも悪い癖が抜けません。 冊数と時間とを無駄に重ねてしまうというのが、一番怖いことです。
 ここに記した「薦めたい学年」を参考に、皆さまには適切な選書とお子様方への直接の本紹介そして、ときどき内容確認をお願いしたいところです。 まずは「当サイトの眺め方」をご覧ください。



ぼくたちのしあわせの王子

ゆういちは、先天性難聴を抱えながらも、皆と同じように学校生活を楽しむ小学2年生。
学芸会で『幸福の王子』を演じることが決まり、立候補で念願のツバメ役を手にしたゆういちだったが、自分の発音に、思うようには聞き手に伝わらないことのもどかしさに、悩む。
それでも、練習に協力してくれる友だちと過ごす時間の中、ゆういちは今まで以上の友情と自信とを得ていくのだった。

清水千恵・作  山本祐司・絵

薦めたい学年:2年生~3年生初


     

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