森の奥深くをいく小さなねずみは、天敵のキツネやフクロウ、ヘビにとっては正に歩く“ごちそう”だが、このねずみが自らを森の恐ろしい生き物「グラファロ」の友達だと伝えると、彼らも一目散に逃げ出してしまうのだった。
空想のケダモノ「グラファロ」の影をちらつかせることで、なんの心配もなく森を闊歩していたねずみだったが、その時、目の前にねずみが好物だという恐ろしい怪物が現れた・・・。
知恵ある小さき者が大きな者を圧倒する典型的なストーリーだが、コミカルな絵とリズミカルな読み聞かせに、こどもたちもきっと夢中になることだろう。
ジュリア=ドナルドソン・作
アクセル=シェフラー・絵 久山太市・訳
(原題:The Gruffalo)
薦めたい学年:読み聞かせ Level 1
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