読書も学びも積み上げていくもの



 読書も学びも、積み上げていくものです。
 各書籍の紹介ページに、「薦めたい学年」を記載しましたが、読書は何も焦る必要がないので、下から順に積み上げるように薦めてあげて下さい。 一生かけて良いものをゆっくり読んでいけばいいのです。
 「うちの子は読めるから」は多くの場合、過信です。 教室でこどもたちと接していても、入室当初から問題なく読書できる子は少ないもの。その上、きちんと矯正してあげなければ、いつまでも悪い癖が抜けません。 冊数と時間とを無駄に重ねてしまうというのが、一番怖いことです。
 ここに記した「薦めたい学年」を参考に、皆さまには適切な選書とお子様方への直接の本紹介そして、ときどき内容確認をお願いしたいところです。 まずは「当サイトの眺め方」をご覧ください。



すばらしい季節

目にうつる現象から
耳に入ってくる音から
鼻で感じられる香りから
触れて得られる感触から
様々なものの味わいから
一年を、その移り変わりを、肌で感じとるサリー。
彼女と同じように、多様な動植物たち、自然現象、歴史の中でつくられてきた風物詩の中で、“目覚め”の春から“眠り”の冬までの流れに自らが組み込まれていると感じられるとき、私たちはいつもはたと気付かされる。
世界はうつくしい…と。

タシャ=チューダー・作  末盛千枝子・訳

薦めたい学年:読み聞かせ LV.1


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