読書も学びも積み上げていくもの



 読書も学びも、積み上げていくものです。
 各書籍の紹介ページに、「薦めたい学年」を記載しましたが、読書は何も焦る必要がないので、下から順に積み上げるように薦めてあげて下さい。 一生かけて良いものをゆっくり読んでいけばいいのです。
 「うちの子は読めるから」は多くの場合、過信です。 教室でこどもたちと接していても、入室当初から問題なく読書できる子は少ないもの。その上、きちんと矯正してあげなければ、いつまでも悪い癖が抜けません。 冊数と時間とを無駄に重ねてしまうというのが、一番怖いことです。
 ここに記した「薦めたい学年」を参考に、皆さまには適切な選書とお子様方への直接の本紹介そして、ときどき内容確認をお願いしたいところです。 まずは「当サイトの眺め方」をご覧ください。



月のしかえし

祖父のような名ヴァイオリニストになりたくて、船大工の七番目の息子セッピーは、ある夜耳にした「七晩連続で月に向かって靴を投げる」方法により願いを叶え始めるのだったが、それは同時に、月の怒りをかってしまったがための災難の日々の始まりをも意味していた。
しかし、訪れる数々の苦難も、時間をみつけ練習を重ねたヴァイオリンの不思議な力によって回避され、その中でセッピーは、次第に自身の引き寄せられる運命へと歩みを向けていくのだった。
人が太古より思慮をめぐらせたであろう月の影の秘密、また「7」という数字の意味、人を魅了する音楽の力の不思議に乗せて、何か物事を成し遂げるためには、避けて通れない、想像を超えるような苦労が伴うことと、その先にあるものについて伝える物語。

ジョーン=エイキン・文  アラン=リー・絵
猪熊葉子・訳
(原題:The Moon's Revenge)

薦めたい学年:読み聞かせ Level 3


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