パイつくり職人一家の一人娘として、父や母と同じ人生を歩んでいく… それだけはどうしても避けたいグラベラも、やはりパイ作りの血が自分のなかに流れていることを感じずにはいられなかった。
そんなある日、一家は男爵から依頼された特製パイ作りに励むが、同じくパイ職人である親戚にだまされ、大事なかまどと主人アーシーの面目とを失うことになる。
ところが、村対抗パイ作り競技会が王様の命のもと執り行われることになったのをきっかけに、一家は村人たちの協力を得て、再びパイに情熱を傾けはじめる。 歴史的な、2000人分のパイ作りに。
ヘレン=クレスウェル・作 猪熊 葉子・訳
薦めたい学年: 5年生~6年生
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