読書も学びも積み上げていくもの



 読書も学びも、積み上げていくものです。
 各書籍の紹介ページに、「薦めたい学年」を記載しましたが、読書は何も焦る必要がないので、下から順に積み上げるように薦めてあげて下さい。 一生かけて良いものをゆっくり読んでいけばいいのです。
 「うちの子は読めるから」は多くの場合、過信です。 教室でこどもたちと接していても、入室当初から問題なく読書できる子は少ないもの。その上、きちんと矯正してあげなければ、いつまでも悪い癖が抜けません。 冊数と時間とを無駄に重ねてしまうというのが、一番怖いことです。
 ここに記した「薦めたい学年」を参考に、皆さまには適切な選書とお子様方への直接の本紹介そして、ときどき内容確認をお願いしたいところです。 まずは「当サイトの眺め方」をご覧ください。



村は大きなパイつくり

パイつくり職人一家の一人娘として、父や母と同じ人生を歩んでいく…   それだけはどうしても避けたいグラベラも、やはりパイ作りの血が自分のなかに流れていることを感じずにはいられなかった。
そんなある日、一家は男爵から依頼された特製パイ作りに励むが、同じくパイ職人である親戚にだまされ、大事なかまどと主人アーシーの面目とを失うことになる。
ところが、村対抗パイ作り競技会が王様の命のもと執り行われることになったのをきっかけに、一家は村人たちの協力を得て、再びパイに情熱を傾けはじめる。 歴史的な、2000人分のパイ作りに。

ヘレン=クレスウェル・作  猪熊 葉子・訳

薦めたい学年: 5年生~6年生


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