「ちっくしょう!」が口癖の短気猫グルは、愛する家族のもとを離れ、ジェームズおじさん・おばさんの薬局へと引き取られていったものの、その性格のため、やはり新しい環境に馴染めずにいた。
そんな中、猫である自分の言葉が分かるおじいさんスミス氏やピーター少年との出会いもあり、短気を直し、誰にも愛される猫となることを目標とし始めるグル。
人種問題をテーマとする作品を多く残す作者が、物語好きの姪のために綴った、愛らしい薬局猫のお話。
アン=ピートリ・作 (原題:The Drugstore Cat)
古川博巳/黒澤優子・訳 大社玲子・絵
薦めたい学年:3年生~4年生初
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