読書も学びも積み上げていくもの



 読書も学びも、積み上げていくものです。
 各書籍の紹介ページに、「薦めたい学年」を記載しましたが、読書は何も焦る必要がないので、下から順に積み上げるように薦めてあげて下さい。 一生かけて良いものをゆっくり読んでいけばいいのです。
 「うちの子は読めるから」は多くの場合、過信です。 教室でこどもたちと接していても、入室当初から問題なく読書できる子は少ないもの。その上、きちんと矯正してあげなければ、いつまでも悪い癖が抜けません。 冊数と時間とを無駄に重ねてしまうというのが、一番怖いことです。
 ここに記した「薦めたい学年」を参考に、皆さまには適切な選書とお子様方への直接の本紹介そして、ときどき内容確認をお願いしたいところです。 まずは「当サイトの眺め方」をご覧ください。



ぼくはちっともねむくない

お日さまが西の空に沈んで、森のみんなが眠そうにしはじめても、くまの子だけは「ぼくはちっともねむくない」。
しかし、だれを遊びにさそってもうまくいかず、そのうちに、くまの子のぱっちり開いた目もだんだん閉じていった。
星降る空の下、くまの子も森の仲間も、森そのものも、むにゃむにゃ、むにゃむにゃ、すーやすや。

お話は普通ですが、色づかいが素敵で、私は気に入りました。
小さな子を寝かしつける際のbedtime storyとして良いでしょう。

クリス=ホートン・作
木坂涼・訳
(原題:Goodnight Everyone

薦めたい学年:読み聞かせ Level 00
読み聞かせにかかった時間:5分以内





本投稿から「読み聞かせ Level 00」というタグが増えます。「0」と「00」があることになるので、ややこしいですが……
「Level 0」は、当塾で指導対象となりはじめる5・6才の未就学児童~ご入学して間もないくらいの小学1年生たちが楽しめる内容としてお薦めするもの
「Level 00」については、大きく3才後半~5才前半を対象としている
……とお考えください。ご紹介する数は決して多くならないでしょうが、とくにお薦めできるものについては載せていきたいと思います。
それよりも、小学生~中学生へのお薦め図書の紹介を、より充実させていきます。

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