そこで、サムがソックスをちぐはぐに履きはじめたところ学校では大ウケ、ソックスを取り換えっこして帰ってきたこどもたちの両親をも喜ばせると、そこからちぐはぐソックスの輪は広まり、町のいたるところ、そして王様の周りでまで見られるようになった。
ところが、肝心のサムはというと、ちぐはぐが当たり前になった世の中を横目に、一人ソックスの色を揃え、また皆と違うことを愉しみはじめたのであった。
教室では、読み聞かせ後こどもたちに、思い思いの“ちぐはぐソックス”をデザインしてもらっています。
どの子も楽しそうに描きあげてくれますよ。
2年前に出版されたものですが、Amazon(ちぐはぐソックス)でも紀伊国屋書店でも入荷の目処が立っていないようで、残念に思います。私は先日、蔦屋書店で特集されていたのを購入しました。
ユープ=ファン=ト=ヘック・文
マライヤ=トルマン・絵
野坂悦子・訳
(原題:Verkeerde Sokken[蘭])
薦めたい学年:読み聞かせ Level 1
読み聞かせにかかった時間:5分以内
サムがちぐはぐを自慢しているところ |
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