他の者たちが憧れるような立ち姿から「あしなが」と呼ばれていた犬は、その地域にもともと住みついていた野良犬たちからの奇異の目にさらされ、次第に中傷されるようになっていった。
ところが、直に彼と接する機会を得たケンは、うわさ話が根も葉もないもので、あしながが実はやさしく誠実な、そしてなにより自分たちと変わらぬ身寄りない犬なのだと知る。
その後、彼らは交流をもつようになり、皆に受け入れられはじめたあしながも喜びに満ちているようだった。
あきやまただし・作
薦めたい学年:読み聞かせ Level 2
読み聞かせにかかった時間:6分半
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