シュークリーム屋さんになることを夢みるシュークリーム大好き少年のダイスケは、シュークリームが大好きすぎるあまり、お姉ちゃんの3時のおやつ分まで我慢しきれず食べてしまい当然お母さんに叱られたのだが、もはや普通の大きさのものでは満足できないのと、好きなものをまっしぐらに追いかけて怒られたことに憤ったのとで、家を飛び出してしまう。
一方、その一部始終を観察していたネコとカラスがいたのだが、彼らは意地の悪い魔女によってその「命」を預かられてしまっている身分としてイヤイヤながらその悪行を手伝わされていたことから、今回助けを求めて人を探しており、白羽の矢を立てたのがダイスケだった。
それは、動物たちの「命」が彼らの大の苦手としている特大シュークリームの底に封印されていたからなのであったが、それを知ったダイスケは勇ましく(?)それに立ち向かい、彼らを救うとともに、大好きなことをして褒められたことや、動物の友だちを得たことでも自信をつけ、その後よい変化を見せたのであった。
岡田淳・作
薦めたい学年:3年生~4年生初
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