読書も学びも積み上げていくもの



 読書も学びも、積み上げていくものです。
 各書籍の紹介ページに、「薦めたい学年」を記載しましたが、読書は何も焦る必要がないので、下から順に積み上げるように薦めてあげて下さい。 一生かけて良いものをゆっくり読んでいけばいいのです。
 「うちの子は読めるから」は多くの場合、過信です。 教室でこどもたちと接していても、入室当初から問題なく読書できる子は少ないもの。その上、きちんと矯正してあげなければ、いつまでも悪い癖が抜けません。 冊数と時間とを無駄に重ねてしまうというのが、一番怖いことです。
 ここに記した「薦めたい学年」を参考に、皆さまには適切な選書とお子様方への直接の本紹介そして、ときどき内容確認をお願いしたいところです。 まずは「当サイトの眺め方」をご覧ください。



おおきなきがほしい

おおきなおおきな、たかいたかい木に登ってみたいかおるは、想像に胸を膨らます。
まるで今そんな木を目の前にしているかのように、そして登っているような気持ちになって、“自分の木”でどのように楽しみ生活するか、四季を送るか、夢中になって考える。
その絵を描いてみたかおるは、期待をこめて庭に木を、おおきくおおきく育つ木を植えることにしたのだった。

佐藤さとる・文
村上勉・絵

薦めたい学年:2年生


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