いつも何気なく、しかし確かにその時々で違う顔をみせている空・季節・風景。
エミリーとお母さんは、そんな自然の一端の中に何か特別なものを感じる度に、手を取り合い心のシャッターを切っていたのだが、そのお母さんが、癌によって次第に命を削られていくことになる。
母と過ごす最後の季節たちの中で、受け入れ難い現実を前に揺れる気持ちを抱いて、エミリーが母とともに心にのこしたスカイ・メモリーズは、その後の彼女を大きく羽ばたかせるものだった。
パット=ブリッソン・作 ウェンデル=マイナー・絵
谷口由美子・訳
(原題:Sky Memories)
薦めたい学年:4年生後半~6年生
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