読書も学びも積み上げていくもの



 読書も学びも、積み上げていくものです。
 各書籍の紹介ページに、「薦めたい学年」を記載しましたが、読書は何も焦る必要がないので、下から順に積み上げるように薦めてあげて下さい。 一生かけて良いものをゆっくり読んでいけばいいのです。
 「うちの子は読めるから」は多くの場合、過信です。 教室でこどもたちと接していても、入室当初から問題なく読書できる子は少ないもの。その上、きちんと矯正してあげなければ、いつまでも悪い癖が抜けません。 冊数と時間とを無駄に重ねてしまうというのが、一番怖いことです。
 ここに記した「薦めたい学年」を参考に、皆さまには適切な選書とお子様方への直接の本紹介そして、ときどき内容確認をお願いしたいところです。 まずは「当サイトの眺め方」をご覧ください。



本をよんだいたずら子ネコ

町の片隅、とある空き地で青い瞳、真っ黒い毛並みの痩せた子ネコを拾ったひろみとまきちゃん。
そこで子ネコに元気を取り戻させるため、二人が向かった動物病院で出会ったのは、同じく真っ黒で青い目のネコ、ビリーを亡くし哀しみに暮れるおばあさんだった。
何とか子ネコをおばあさんにと願う二人にも、「ビリー以外は…」と譲らないおばあさんだったが、そのとき子ネコがみせた行動が、おばあさんの気持ちをそっと開いたのだった。

清水友子・作
新野めぐみ・絵

薦めたい学年:1年生


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