ある日、娘のメアリを小学校へと送り家に帰ってきた母は、庭先でそれは大きなうさぎを見かけた。
そこで、その感動を伝えるべく、彼女は娘のためにショウガパンでそっくりなうさぎをこしらえたのだが、ふと意思を持ったそれは、巨人(=母)に食べられてしまうわけにはいかないと、全速力で逃げ出したのだった。
アメリカで昔から様々な形をとって語られるショウガパンの物語に乗せて、自由を求めただひたすらに走る何者かの姿を描いた作品。愛らしい絵にも注目だ。
ランダル=ジャレル・作
ガース=ウィリアムズ・絵
薦めたい学年:3年生後半
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