「何か自分以外のモノの気持ちを考えてみましょう」と課題を出されたはちろうは、想像力乏しく苦戦をしいられ、一方でクラスメイトのアイディアにはケチをつけたものだから、ケンカまでしてしまう。
その後、家族の協力によって町で様々なモノの気持ちを考えてみようとするはちろうだったが、やはりうまくいかずにイライラし、夕飯のおでんを残して、一人食卓を離れた。
すると、食べ残されたおでんたちの怒りが、お風呂につかるはちろうを襲い、彼らの“熱い”想いを味わわされることになったのだが、それをきっかけに、はちろうはモノの気持ちも人の気持ちも分かるように変わりはじめたのだった。
村上しいこ・文
西村繁男・絵
薦めたい学年:2年生半ば~3年生半ば
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