読書も学びも積み上げていくもの



 読書も学びも、積み上げていくものです。
 各書籍の紹介ページに、「薦めたい学年」を記載しましたが、読書は何も焦る必要がないので、下から順に積み上げるように薦めてあげて下さい。 一生かけて良いものをゆっくり読んでいけばいいのです。
 「うちの子は読めるから」は多くの場合、過信です。 教室でこどもたちと接していても、入室当初から問題なく読書できる子は少ないもの。その上、きちんと矯正してあげなければ、いつまでも悪い癖が抜けません。 冊数と時間とを無駄に重ねてしまうというのが、一番怖いことです。
 ここに記した「薦めたい学年」を参考に、皆さまには適切な選書とお子様方への直接の本紹介そして、ときどき内容確認をお願いしたいところです。 まずは「当サイトの眺め方」をご覧ください。



わたしとなかよし

私のすてきな友達は…… わたし!
いつ何をしていても一緒にいてくれる「わたし」を大切にしたくて、私は「わたし」にたくさん本を読んであげたり、ごはんをきちんと食べたりするし、自分磨きも忘れず、自分をほめることだって、励ますことだってできるの!
ね、素敵でしょ✨

ナンシー=カールソン・作
なかがわちひろ・訳
(原題:I Like Me!)

薦めたい学年:読み聞かせ Level 0
読み聞かせにかかった時間:5分以内

今日、私は浦和駅内の蔦屋書店で開かれた「大人のための読み聞かせ」というイベントに出席しました。前回に続き、2回目の参加です。
絵本セラピストの方に春ならではの絵本を計3冊読んでいただいたり、それらについて他の参加者たちと意見交換したりしたのですが、前回同様、私が一番楽しんだのは、参加者それぞれがお薦めの絵本を持ち寄り紹介するコーナーでした。
「春だから……」というテーマに合わせ私が持参した作品は2冊。その一つが、この『わたしとなかよし』だったのですが、それは春を、新しい自分、何か始めようとする自分をもっと好きになっていい、そんな時季(時機)だと考えたからです。

作文授業では新1年生になる生徒たちを対象に、“自分の好きなところ”を教えてもらうことにしています。自信をもって、新しい環境でもたくさんのお友だちに恵まれますように。


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