どんなおもちゃよりも木馬に乗るのが大好きな男の子トーマスが、幼稚園でもわがもの顔で木馬を独占していると、彼は突然、馬面、馬の体つきになってしまった。
周囲にひやかされ、怒って皆を追いかけまわしたり、外へ飛び出していったりした後で、今度は馬らしくなったことを全力で楽しみ、周りまでを楽しませることのできたトーマスだったが、お迎えの時間になると、お母さんが自分のことに気が付いてくれるか不安で、泣き出しそうになる。
それでも、お母さんの登場と、そのお母さんがいつでも自分の最大の理解者でいてくれることによって安心したトーマスが、家へ帰り顔を洗うと、すっかり元の姿に戻ることができたのだった。
小風さち・文
長新太・絵
薦めたい学年:読み聞かせ Level 0
読み聞かせにかかった時間:5分
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