今回の投稿タイトル。 読了とともに思ったのか、はたまた何かで見たフレーズを思い出したのか分かりませんが、まず浮かんだのはそんな言葉でした。
実際に、私たちは今回の作品に登場する主人公めいのように、趣味や興味を分かち合える仲間を求めてしまいがちですが、「友情」と呼びたくなるものの多くは、そのような相手との間ではなく、むしろ自分と「違っている」あるいは「似ているけれど違っている」相手との間にこそ、多く成立しているのではないでしょうか。
「自分と違う相手の、そのままを受け入れてみる」ということは、自分もありのままで良いのだと自らを解放してあげる、生きやすく生きる、ことでもありそうですね。
『わたしがふたり』
斉藤栄美・文
大島妙子・絵
薦めたい学年:3年生~4年生初
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