どうぶつ村とは名ばかりの野原に新しくできた病院では、さるの先生とへびの看護婦さんとが、一風変わった方法で、準備・診察・治療を進める。
どんな荒療治にも身をささげる、文字通り献身的な看護婦さんに支えられた先生の仕事は、患者の満足に直結し、来院者も後を絶たない。
奇想天外なストーリーと、底なしにふざけた絵の中に、‘99年以降30刷を重ねる天井知らずな人気をなんとなく読み取ることのできる作品である。
(→お子様に何度も催促されたときには、姉妹編『へびのせんせいとさるのかんごふさん』もどうぞ)
穂高順也・文
荒井良二・絵
薦めたい学年:読み聞かせ Level 1
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