読書も学びも積み上げていくもの



 読書も学びも、積み上げていくものです。
 各書籍の紹介ページに、「薦めたい学年」を記載しましたが、読書は何も焦る必要がないので、下から順に積み上げるように薦めてあげて下さい。 一生かけて良いものをゆっくり読んでいけばいいのです。
 「うちの子は読めるから」は多くの場合、過信です。 教室でこどもたちと接していても、入室当初から問題なく読書できる子は少ないもの。その上、きちんと矯正してあげなければ、いつまでも悪い癖が抜けません。 冊数と時間とを無駄に重ねてしまうというのが、一番怖いことです。
 ここに記した「薦めたい学年」を参考に、皆さまには適切な選書とお子様方への直接の本紹介そして、ときどき内容確認をお願いしたいところです。 まずは「当サイトの眺め方」をご覧ください。



さるのせんせいとへびのかんごふさん

どうぶつ村とは名ばかりの野原に新しくできた病院では、さるの先生とへびの看護婦さんとが、一風変わった方法で、準備・診察・治療を進める。
どんな荒療治にも身をささげる、文字通り献身的な看護婦さんに支えられた先生の仕事は、患者の満足に直結し、来院者も後を絶たない。
奇想天外なストーリーと、底なしにふざけた絵の中に、‘99年以降30刷を重ねる天井知らずな人気をなんとなく読み取ることのできる作品である。
(→お子様に何度も催促されたときには、姉妹編『へびのせんせいとさるのかんごふさん』もどうぞ)

穂高順也・文
荒井良二・絵

薦めたい学年:読み聞かせ Level 1


     

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