読書も学びも積み上げていくもの



 読書も学びも、積み上げていくものです。
 各書籍の紹介ページに、「薦めたい学年」を記載しましたが、読書は何も焦る必要がないので、下から順に積み上げるように薦めてあげて下さい。 一生かけて良いものをゆっくり読んでいけばいいのです。
 「うちの子は読めるから」は多くの場合、過信です。 教室でこどもたちと接していても、入室当初から問題なく読書できる子は少ないもの。その上、きちんと矯正してあげなければ、いつまでも悪い癖が抜けません。 冊数と時間とを無駄に重ねてしまうというのが、一番怖いことです。
 ここに記した「薦めたい学年」を参考に、皆さまには適切な選書とお子様方への直接の本紹介そして、ときどき内容確認をお願いしたいところです。 まずは「当サイトの眺め方」をご覧ください。



森のゆうびんや

ウべべは、森でたったひとりのゆうびんやさん。森の住人たちから、口づてゆうびんを受け取っては、相手先まで走っていって話して聞かせる、それがウべべのお仕事。のんびりゆかいな住人たちをつなぐ、大切な仕事。

四つのお話の、どれもが純朴で、あたたかい。
「4.おひまだったら、すわりにきませんか」では、物語から幸せがとび出して、必ず読み手の心にウべべを応援する気持ちが湧いてくることでしょう。

森山京・作  井上洋介・絵

薦めたい学年:1年生後半~2年生半ば


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