ある山の向こうに住み、羊の世話をしながら、とれた真っ白ふーわふわの毛であみものをし、それを売るおじいさん。
そんなおじいさんの羊の中には、全身黒い毛で覆われながら、いつもみんなと同じ白い毛に憧れ、悩み、考えごとをしている子羊のクロがいたのだが、おじいさんは常に「そのままでいいのだ」と伝え続けてきた。
ある日、突然の嵐におじいさんは慌て、羊の群れとはぐれてしまうのだが、クロはその黒さのために再会の目印となることができたのだった。
エリザベス=ショー・作 ゆりよう子・訳
薦めたい学年:読み聞かせ Level 1
0 件のコメント:
コメントを投稿
ご意見・ご感想、お待ちしております。