読書も学びも積み上げていくもの



 読書も学びも、積み上げていくものです。
 各書籍の紹介ページに、「薦めたい学年」を記載しましたが、読書は何も焦る必要がないので、下から順に積み上げるように薦めてあげて下さい。 一生かけて良いものをゆっくり読んでいけばいいのです。
 「うちの子は読めるから」は多くの場合、過信です。 教室でこどもたちと接していても、入室当初から問題なく読書できる子は少ないもの。その上、きちんと矯正してあげなければ、いつまでも悪い癖が抜けません。 冊数と時間とを無駄に重ねてしまうというのが、一番怖いことです。
 ここに記した「薦めたい学年」を参考に、皆さまには適切な選書とお子様方への直接の本紹介そして、ときどき内容確認をお願いしたいところです。 まずは「当サイトの眺め方」をご覧ください。



ちびねこチョビ

はじめてお母さんになった黒ねこメメの3びきのこねこのうち、末っ子の女のこチョビは、一番小さくても一番やんちゃ。
そのため母ねこメメも飼い主である奥さんも大忙しだったが、ある日そのあまりの奔放さに奥さんが激怒してみせると、チョビは乱暴に家を出ていってしまう。
木の上から下りられなくなっているところを助けられた後、メメにうんと叱られ、そして愛されたいたずらちびねこのチョビは、一年が経って自ら母親になることで、その大変さに初めて気がつくのだった。

角野栄子・文
垂石真子・絵

薦めたい学年:1年生~2年生初


0 件のコメント:

コメントを投稿

ご意見・ご感想、お待ちしております。