”おじいちゃん”というものを知らない少年ベッラは、友人の無邪気な提案のままに老人ホームへと赴き、そこで出会ったおじいさんニルスを”おじいちゃん”と呼び始めるが、身寄りなく孤独を感じていたニルスもこれを受け入れ、彼を可愛がるようになった。
やさしい交流を重ね、孫としておじいちゃんにしてもらえることを一通り体験したベッラと、静かな生活にまた嬉しい刺激を得たニルス。
やがてニルスが亡くなりベッラが感じたのは、少しの切なさと、とてもいい風だった。
ウルフ=スタルク・文
アンナ=ヘグルンド絵
薦めたい学年:4年生
0 件のコメント:
コメントを投稿
ご意見・ご感想、お待ちしております。